
まず、皆さんにとって
生きるとは
何でしょう?

そりゃ…生活できることだろ

そうですね。つまりは…


…こういうことですね。
では、これが確保できれば
満足ですか?

それだけ…でもいいけど、
味気ないよね

そうですね。
生物全般に言えることですが…
衣食住の確保ができると
自動的に
心の余裕が生まれるように
できている


そのため
この3つの後には、
更に3つのものが
生まれるようになっています

3つ?合わせて6つ…
マズローの理論で言えば
5段階じゃなかったですか?

マズローさんの理論で言うと
生理的欲求と安全の欲求が
衣食住に該当します。
ただ、生きることを
欲望という観点で可視化すると
理解が遠のきます


出てくるのはこの3つです。
楽は芸術やスポーツ…
音楽など。
学は、机に向かうものだけではありません。
学びに繋がるもの全般。
そして、
楽と学の順番は前後します。


楽から入る学もあり
学から入る楽もある。

まあ、確かに
ダンスなんかもそうかな。
身体使って勉強してる
みたいなもんだし

武道も同じだ。どちらも
並行している感覚はある。

そう。入口はどちらにせよ
楽と学を進めていくことで
自然と”精”に進むように
できています。

心を整える…とか
そういうことですか?

その通り。
実は他の生物にも
衣食住楽学までは存在しますが
精に進むことができるのは
人間だけなんです。

他の動物には
心がないってこと?

いいえ。
他の生物にも心はあります。
人間の観点では可視化できて
いないだけですよ

確かに、植物が会話してるって
最近解明されたみたいです
もんね

ここでお話したいのは
ここに来ている時点で
あなた達は
衣・食・住・楽・学までは
きちんとクリアしてきている。
…ということです。

あんまりできてる
イメージないけど…

それもいいんですよ。
それだけ当たり前に
なってしまっている。
その当たり前を
当たり前じゃなくするために
精の段階があるのですから。
本日はここまで。
皆さん、一礼を。
